データアップデートジョブ
データアップデートジョブは、毎日実施されるMicrosoft SQL Serverのバッチジョブで、新規および更新されたSnowインベントリデータをSnow License Managerに転送し、変換や正規化を行います。デフォルトでは、午後9時にデータアップデートジョブが開始されます。
データアップデートジョブの実行中でも、ユーザーはインベントリ資産(コンピュータやユーザーなど)にアクセスできます。特定のページやエリアがデータアップデートジョブによって処理されている間は、一時的に使用できなくなります。これらのページやエリアにアクセスしようとすると、データが一時的に利用できないことを告げるページが表示されます。
ページやエリアへのアクセスを制限する主な理由は、整合の取れていないデータが提供されることを防止し、ユーザーが不完全なデータに基づいて重要な仕事上の意思決定をしてしまわないようにすることです。
データアップデートジョブは、処理中のデータを追跡管理し、 Snow License Managerのエリアが利用できないときはロックして、利用できるようになったらロックを解除します。レポートのデータはSnow License Managerの多くの異なる部分から収集されることが多いため、データアップデートジョブを実行した場合のレポートの内容は、大半がロックされたデータとなることがあります。
データアップデートジョブのステータスを表示するには、次の手順を実行します。
ツールバーでデータアップデートジョブステータスを選択します。
データアップデートジョブステータスウィンドウが開きます。
注記
Snow Management and Configuration Centerへのアクセス権を持つユーザーアカウントであれば、データアップデートジョブが自動的に実行される時刻を変更できます。詳細については、 ユーザーガイド: Snow License Manager 9用のSnow Management and Configuration Centerのドキュメントを参照してください。