コンプライアンスの例3
以下の例は、アプリケーション Microsoft SQL Server 2012 Standardに関するものです。
アプリケーション(blue box)のコンプライアンスサマリーでは、次のことが分かります。
アプリケーションのメトリックは プロセッサコア数に設定されています。
このアプリケーションでは、そのメトリックがあるライセンスはありません(0件)。
ライセンス要件が 44件あります。
カバレッジに使用されたライセンスが 44件あります。
コンプライアンス準拠状態です。
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コンプライアンスタブの 詳細ビューには、アプリケーションのメトリック(上の赤いボックス)に登録されているライセンスはないものの、その他のメトリック(下の赤いボックス)に登録されているライセンスがあることが分かります。
メトリック インストールに登録されているライセンスは 93件あります。
35コアの初期要件は、 12件のインストールに相当します。
メトリック 番号またはプロセッサに登録されているライセンスは 4件あります。
35コアの初期要件は、 12件のプロセッサに相当します。
デフォルトのメトリック
アプリケーションの初期ライセンス要件は 35コアです。 ただし、 拡張カバレッジ、 最小要件、 コア係数の調整が必要であり、最終的に 必要なライセンスは44件になります。
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このアプリケーションのコンシューマーに関する情報は、次を実行すると確認できます。
ライセンスタブをクリックし、追跡をクリックします。
ライセンスが必要なすべてのコンシューマーのリストが表示されます。
拡張カバレッジの調整
このアプリケーションの拡張カバレッジで構成されたホストに調整が行われました。 追跡ビューでは、関連するコンシューマーの 資格ステータスが 要件なしと設定されています。
詳細情報は、次を実行すると確認できます。
ライセンスタブと 追跡ビューで、 必要ライセンス数(この例では 0)の横にある矢印をクリックします。
ライセンス要件ボックスには、調整が表示されます。
最小要件の調整
ライセンスの最小数の設定は、アプリケーションの各コンシューマーが一定数のライセンスでカバーされている必要があることを意味します。 この設定を使用すると、アプリケーション詳細にある 情報タブに設定値が表示されます。
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ライセンスの最小数は4に設定されます。4つのコアを持つコンシューマーの場合、調整は必要ありません。 コアが1つだけのコンシューマーは、3つのコアを追加調整する必要があります。
コンシューマーに対して行われた調整に関する情報は、次を実行すると確認できます。
ライセンスタブと 追跡ビューで、 必要ライセンス数の横にある矢印をクリックします。
ライセンス要件ボックスには、調整が表示されます。
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コア係数の調整
コア係数表が適用されると、使用された表と要素の情報がコンピュータの詳細の 情報タブに表示されます。
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コンシューマーに対して適用されたコア係数に関する情報は、次を実行すると確認できます。
ライセンスタブと 追跡ビューで、 必要ライセンス数の横にある矢印をクリックします。
ライセンス要件ボックスには、調整が表示されます。
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その他のメトリック
コンプライアンスタブと 詳細ビューに、アプリケーションのメトリック以外の他のメトリックを持つライセンス購入が登録されていることがわかります。これは、次のセクションに表示されています。
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インストールのメトリックで購入した93件のライセンスのうち、10件がダウングレード権により他のバージョンのアプリケーションに移行されました。 どのバージョンの情報かについては、 ライセンスタブをクリックし、 移行をクリックします。
インストールのメトリックが付属した残りの83件のライセンスは、カバーの対象となります。
アプリケーションのメトリックが プロセッサコア数に設定されているため、別のメトリックの各ライセンスをアプリケーションのメトリックに変換する必要があります。
この例では、 インストールライセンスのうち7件と プロセッサライセンスのうち4件が、対応する44件の コアライセンスに変換され、アプリケーションのカバレッジに使用されています。 これは、他のメトリックの各セクションの その他のメトリックのライセンス供与行と、デフォルトのメトリックセクションの その他のメトリックでカバーされる行で示されます。