Oracleデータベース製品

Oracleのライセンスは、難解なルールや依存関係があり複雑です。正しくライセンスを得ているかどうかを判断するには、お使いのIT環境でインストールされ、使用されているOracle製品について正確に知っている必要があります。また、Oracleを実行しているサーバーのハードウェア構成についても正確に知っていて、Oracle契約と注文を完全に管理できる必要もあります。

Oracle Managementオプション(OMO)は、Oracleデータベース製品の資産管理のためにSnow Softwareが開発した製品です。このオプションは、 お使いのIT環境におけるOracleデータベースソフトMiddlewareの使用状況に関する情報を提供します。この使用状況のレポートを実現するメカニズムは、すべてのコンピュータ(仮想マシンと物理サーバー)Datacenter/クラスター[1]にインストールされているエージェントであり、エージェントからOracleの詳細を取得します。このエージェントには、以下の2種類のインベントリスキャナーがあります。

  • Snow Inventory Oracle Scannerは、Oracle製品とデータベースインスタンスの詳細を提供します。

    • このスキャンは、Oracle LMS(License Management Services)のスクリプトに基づいており、LMSガイドラインに従っているため、Oracleとの完全な互換性を確保します。

  • Snow Oracle Middleware Scannerは、Oracle WebLogic Serverのインストールに関連した情報を収集します。

これらのインベントリスキャンの結果は、Snow License ManagerのWebユーザーインターフェースに表示されます。

インベントリスキャンは必要な情報を自動的に提供してくれますが、すべてのOracle契約は手動で登録しなければなりません。Oracle注文(権利)は、手動で1件ずつ登録するか、または一括注文ファイルのインポートによって登録します。また、Oracle注文をOracleサーバーに手動で関連付けることも必要です。登録プロセスに関する手順を追った指示については、次を参照してください。 Oracle購入の登録

Snow License Manager 9に含まれるこのOracle Management Optionは、OracleデータベースやMiddleware製品のコンプライアンス計算を行います。すべての情報は1箇所で管理されるため、IT環境でOracleライセンスの責任を持つ担当者は、デプロイ、注文、オプション、そして管理パックの情報が常に正確で最新であるという確信を持って法的なコンプライアンスを保証できます。

Snow License Managerは、ライセンスの対象ではないOracleサーバーの専用レポートと推奨事項を提供することで、コンプライアンス分析プロセスをさらにサポートします。また、宣言をOracleに提出する際に必要なフォーマットでレポートを生成してエクスポートすることもできます。後者の一例としては、Oracle Server Worksheet(OSW)レポートがあります。




[1] クラスター: 複数のDatacenterにまたがるサーバーの論理セット