コンプライアンス除外
多くのライセンス要件では、コンプライアンスの計算にはすべての利用可能なアプリケーションが必要ですが、コンプライアンスの計算から特定のアプリケーションを除外すべきケースもあります。たとえば、ホストにインストールされているWindows Serverの有効なロールがHyper-Vのみである場合、そのホストはコンプライアンスに関しては考慮する必要がないとルールで定められていることもあります。
コンプライアンス除外ビューを使用して、選択したコンピュータでのコンプライアンス計算から除外するアプリケーションのルールを作成します。
コンプライアンス除外ビューは、次の表に示す2つのタブで構成されています。
タブ | 説明 |
---|---|
ルール | ルールの名前 |
結果 | 既存のアクティブなルールを適用した結果。ルールに一致するすべてのアプリケーションとコンピュータがここに表示されます。 |
コンプライアンス除外ルールの追加または編集
コンプライアンス除外ルールを追加するには、除外を追加を選択します。
コンプライアンス除外ルールを編集するには、編集したいルールをルールタブから選択します。
除外の追加ビューは、次の表に示す4つのステップが表示されたサイドバーから構成されます。
ステップ | 説明 |
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除外詳細 | ルールの名前と除外の理由を定義します。 |
アプリケーション | 除外するアプリケーション(1つまたは複数)を選択します。 |
コンピュータ | アプリケーションを除外するコンピュータ(1台または複数台)を選択します。 |
サマリー | 除外されるコンピュータとアプリケーションの包括的なビューを表示します。 |
ルールをアクティブにするには、サマリー以外のすべてのステップを設定する必要があります。その後、除外をアクティブにするボタンをオンにします。
除外詳細
除外詳細ステップは、次の表に示す2つのテキストフィールドから構成されます。
タイトル | 説明 |
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ルール名 | ルールの名前を定義します。 |
理由 | ルールが存在する理由を定義します。 |
アプリケーション
アプリケーションステップは、次の表に従って2つのタブで構成されています。
名前 | 説明 |
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自動フィルター | このタブでは、アプリケーションをフィルターする条件を使用します。 自動フィルターは、現時点以降、フィルターがアクティブである限り、影響を受けるアプリケーションを除外します。 このタブでアプリケーションを選択すると、手動選択タブは使用できなくなります。手動選択タブを有効にするには、基準フィルターを消去を選択してください。 |
手動選択 | このタブでは、フィルターとチェックボックスを使用してアプリケーションを手動で選択します。 手動フィルターは、作成されてアクティブになった時点で影響を受けるアプリケーションのみを除外します。 このタブでアプリケーションを選択すると、自動フィルタータブは使用できなくなります。自動フィルターを有効にするには、リストを消去を選択してください。 |
コンピュータ
コンピュータステップは、次の表に従って2つのタブで構成されています。
名前 | 説明 |
---|---|
自動フィルター | このタブでは、コンピュータをフィルターする条件を使用します。 自動フィルターは、現時点以降、フィルターがアクティブである限り、影響を受けるコンピュータを除外します。 このタブでコンピュータを選択すると、手動選択タブは使用できなくなります。手動選択タブを有効にするには、基準フィルターを消去を選択してください。 |
手動選択 | このタブでは、フィルターとチェックボックスを使用してコンピュータを手動で選択します。 手動フィルターは、作成されてアクティブになった時点で影響を受けるコンピュータのみを除外します。 このタブでコンピュータを選択すると、自動フィルタータブは使用できなくなります。自動フィルターを有効にするには、リストを消去を選択してください。 |
サマリー
サマリーステップは、現在の選択と条件に一致する結果を表示します。
不完全なルール
アプリケーションやコンピュータを選択せずにコンプライアンス除外ルールを作成すると、不完全なルールとしてマークされます。
不完全なコンプライアンス除外ルールを保存することはできますが、アクティブになっていないため、コンプライアンスの計算には影響しません。