コンプライアンスの例2
Microsoft SQL Server 2012 Enterpriseアプリケーションのコンプライアンスサマリーでは、次のことが分かります。
アプリケーションのメトリックが コアに設定されています
このアプリケーションでは、そのメトリックがあるライセンスが0件あります
ライセンス要件が24件あります
カバレッジにはライセンスが0件あります
不足しているライセンスは24件です
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デフォルトのメトリック
このアプリケーションのメトリックは コアに設定されています。
アプリケーションは、合計 24個のコアを持つハードウェア上で検出されます。これは 24件の必要なライセンスに対応します。 調整は行われていません。

コンシューマーがカバーされていないことを確認するには、以下を実行してください。
ライセンスタブをクリックし、追跡をクリックします。
ライセンスが必要なすべてのコンシューマーのリストが表示されます。6人のコンシューマーがいて、誰もカバーされていません。

ライセンス供与を決定する
コンシューマーがどのように設定されているかを考慮して、最良の方法でコンシューマーにライセンス供与する方法を決定します。
サポートとして、 コンピュータごとのライセンス追跡レポートを使用し、列セレクタから Datacenter名と ホストコンピュータ名の列を追加します。
この例では、3件の物理ホストがあります。
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VM使用権を持つ2件の物理ホストをカバーすることにしました。 次を使って、Microsoft SQL Server 2014 Enterprise Coreのライセンスを購入して登録します。
数量は 120、メトリックは プロセッサコア数
アップグレード権
ダウングレード権
クロスエディション権
VM使用権
ライセンス購入を登録する場合、ライセンス可能なコアの要件に従って2件の物理ホストにライセンスを割り当てます。
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コンプライアンス計算後、Microsoft SQL Server 2012 Enterpriseアプリケーションは、VM使用権によりカバレッジを持つようになったことが分かります。ライセンス要件は、ライセンスが割り当てられた物理ホストのコア数に応じて調整されます。

コンシューマーがカバーされるようになったことを確認するには、以下を実行してください。
ライセンスタブをクリックし、追跡をクリックします。
ライセンスが必要なすべてのコンシューマーのリストが表示されます。物理ホストが要件にカウントされるようになったため、リストには物理ホストも表示されています。これで、8名のコンシューマーのうち7名がカバーされました。つまり、仮想マシン5台と物理ホスト2台がカバーされています。
